2014年個展「404」にて発表の作品、《404》のテキストと写真をIssuuにて期間限定公開いたします。 こちらからご覧いただけます。（2022年1月18日より公開） 自身二度目の個展「４０４」では自画像をテーマにインスタレーションを構築しました。 一つのテー マはそれを深めていく過程においていくつかの要素に分解されました。 複数のキャンバス、テキスト と写真、断片としての実体。 「わたし」というものの機能を利用して、それら複数の要素の関係を、 観者がテキストを読み写真を見るという空間的な移動をとおして、 会場に展示されたキャンバスの制 作時間の経過として関連付けています。 「このわたし」とは何か、とういうこと、そして、「わたし という様相」とは 何か、ということ。この二つは同じではありませんが「自画像とは何か」を 考える 上で避けて通る必要はないと感じています。 自画像を自分で描くことの矛盾と整合性が存在すると思 います。 自分が自分という環境にいながら自分を描こうとします。自分は自分の外に出ることが でき ません。よって、他人から見える自分という視点が自分には不可能となります。 ただ、そうであって もこの世に自画像を描くという行為や考え、好奇心が存在しています。 それは、地球上に住む者が持 つ宇宙への興味、と似ているのではないか、とも思います。 「このわたし」の消滅と「わたし」のあ らわれについての幾つかのこと。 Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 [404] Inkjet print, Panel 230㎜×45900㎜ 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 [Self-portrait I-404] Canvas 1303mm×803mm 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 [Self-portrait II-404] Canvas 1303mm×970mm 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 [Self-portrait III-404] Canvas 1303mm×894mm 
Installation View / FLOAT, Osaka, 2014 [Self-portrait IV-404] Canvas 1303mm×1303mm 
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